水上直紀

国内最大級のオンライン麻雀である天鳳で活躍中の麻雀AI「爆打」(開発者:水上直紀)が、昨年末に350万超のIDがある中、上位0.0007%に入る「七段R2000」を達成した。 プログラミングの授業で、シャンテン数を数えるものを作ってみたのがきっかけです。 自分も天鳳で七段になるまでやりました。でも、今は爆打とやっても勝てないでしょうね。 上がったないしリーチを打ったプレーヤーの棋譜を記憶して、そこから学習するとなんとなく上がりに向かうプレーヤーが出来上がります。 検証は大きく2つです。1つは自己対戦。前のバージョンと今のバージョンを戦わせます。半荘1回3分、1日で半荘5万回ぐらい。もう1つの検証として人間と対戦することが必要です。 相手の牌14枚をきっちり当てるんじゃなくて、相手がテンパイしているかどうか、相手が張っているとしたら待ち牌は何か、待ち牌切った時に何点振り込むことになるのか。これを牌譜から学習させてあげて、相手の手牌をなんとなく作ってあげるんです。 「リーチをしなくてもよい」という指示が天鳳で七段になった原動力ですね。プロに着眼点などをアドバイスいただけたら、もっと強くなれるかもしれません。